どぶろく

ゴールデンカムイの感想を毎週木曜日に更新しています。

209話「巣勃ちの日」

おいげんじろ!!
子供の顔に変な汁をかけるんじゃない!!
…どうも朝からすいません。
でかい男は涙の粒まででかいんですね(隠語って書いたほうがいいかしら)

なんでチカパシと谷垣の感動の別れのシーンを茶化すんだよって、サトルがすでに茶化してるからじゃん〜。
回想シーンのふきだし。どうせなら金玉隠しなよ。ふきだし、もうちょい下!アシさんの手が滑ったのかな?サトルが居眠りしてたのかな?
いや、あの暑くなった金玉が雪の上で気化する?シーンは、あつあつの金玉を雪の上に置くと、その温度差から「ジュウ〜」ってなんか気化してそうな音が出るっていう、学校にも行っていないチカパシに科学の素晴らしさを谷垣が身体を張って伝えた、大切で大事なシーンなんだよ。
源次郎は、「気化熱のげんじろう先生」として、子供向けサイエンス番組で大活躍する…というのは、また後の話。

いやだからその、チカパシは「家族ごっこ」から、ほんとうの家族を作るため、金玉のでかい隣のお兄さん役の谷垣と涙の別れをしたって話。
金玉のはなしだけで300文字も使ってんじゃないよ!
感動の別れの回なの!勃起するところなの!!!

このブログはちょいちょい、ちんぽだ金玉だ書いてるけど、大丈夫なのか。はてブさんはそういうのには寛大なのか。
でも私が好きで、ちんぽとか金玉とか書いてるわけじゃないですからね?あくまで感想上、これらの卑猥な単語を用いらねばいけないだけの話ですからね??
男性の下半身事情をつぶさに記したブログではないですから。

「チカパシ、勃起の次は精通だ」
って気持ちで、谷垣は遠く小さくなっていくチカパシを背中で見送っているわけじゃない。たぶん。

チカパシが橇から落ちた時、白石が「早く来い!」って叫んでたコマ、杉元はちょっと笑ってるように見えた。口角が少し上がってるよね、あれ。
行ってこい、チカパシ!って、背中を押してる顔に見えたよ、あたしゃ。

両親を早くに亡くして孤独だったチカパシに、家族の在り方を体験させてあげたのは、なにも谷垣やインカラマッだけじゃないと思う。
温泉回や網走監獄、そして樺太
チカパシがいくつかわからないが、大人たちが死闘を繰り広げるのを目の当たりにするには、まだ幼すぎる年齢だったと思う。
けどチカパシは、それを恐怖と捉えず、誰かを守るために戦うことを学んだ。
初めて銃を手にした時、震えながらもエノノカを守ろうとした。
ひとりでもやらなければ。
でもそこには大人という支えがあった。チカパシの勇気を支えてくれる大人の存在があった。
子供だからと蔑ろにせず、危ないからと阻止することもせず、勇気を称え、背中を押してくれる頼もしい先輩の姿があった。
大人はいろいろ大変で欲に駆られた汚い部分もあるけど、成長しようと、今、殻を破ったばかりの、外気に晒されたばかりのみずみずしく頼りない羽をそっと守りながら、飛び立つのを支えてくれる存在だった。
そういう経験が、子供にとって大切なんだと。
血の繋がった両親だけが子供を育てるわけじゃない。周りの大人たちが、怖かったら助けを求めてもいいんだ、頼ってもいいんだよと、教えてくれる存在であると、チカパシが感じてくれたら私は嬉しい。
そしてそれを、エノノカと家族になり、新しくできるかもしれない家族にも教えてあげてほしいと思う。


それにしてもリュウ…。くそー!私もリュウの顔面がわからなくなるくらいに、わしわししてぇ〜!


【追記】
谷垣とチカパシの出会いからを思い返していたら、奥華子の「変わらないもの」(時かけ主題歌)が浮かんで涙出てきた。

出だしの
「帰り道ふざけて歩いた。わけもなく君を怒らせた。いろんな君の顔をみたかったんだ」
なんて、チカパシがインカラマッのおっぱいを茶化してるのを谷垣が咎めてたシーンを思い出すわけよ。
サビの
「時を越えてく思いがある」
は、時代を超えて受け継いでいく、谷垣が手渡した二瓶の猟銃を想起させるし、なによりチカパシが橇から落ちてゴロゴロ転がっていくところは、時かけの真琴そのものだ。
海を超えてエノノカに出会った。幼いチカパシには大冒険だ。僕は今すぐ君に会いたい。
「変わらないもの探していた。あの日見つけた知らない場所へ」
家族がいなかったチカパシに、家族を見つけてくれたのが谷垣だった。谷垣は自分がこの金塊強奪戦の渦中にいる身分で、チカパシの家族にはなれないことを悟ってしまった。でもこの旅のおかげで、チカパシは「変わらないもの」に出会うことができた。
「時を越えてく思いがある」
距離と時間が谷垣とチカパシを遠ざけても、一緒に過ごした時間だけはずっとチカパシの中に残り続けるんだ。
…って考えだしたらめちゃくちゃ泣けるな。今週で最終回だったかな?
私、金カムで初めて泣いたかもしれない。
とにかく今週の話は、奥華子の「変わらないもの」を聴きながら読んでくれ!!!