どぶろく

ゴールデンカムイの感想や個人的に気になったことをまとめています。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【ゴールデンカムイ妄想回】勇作とプロパガンダ

プロパガンダと聞くと、だいたいの人が悪いイメージを持っていると思う。 他人を説き伏せて洗脳する。という意味では、恐れるに値する手法なのだが、そもそもプロパガンダは私たちが生活する上でも必要なものなのだ。 いつものように「専門用語、ざっくり解…

【尾形 深掘り回】尾形と新平とオイディプス王

新平と聞いて「誰だっけ?」と思った人のために説明しておく。 単行本6巻、茨戸編に登場する、にしん番屋と賭場を仕切る日泥一家の息子である。 意気地がなく額に三日月の傷痕のある、あの男。尾形に 「親殺しってのは…巣立ちのための通過儀礼だぜ」 と諭さ…

【尾形 深掘り回】尾形にとって勇作とはなんなのか

同じ父親を持ちながら、人生が大きく違えてしまった尾形と勇作。 尾形は勇作が屈託なく、他の隊員の目を気にすることなく「兄様」と呼び親しみを覚えていたことを、疎ましく思っていたかもしれない。 いや、疎ましいという感情よりは、尾形が幸次郎に語った…

【ゴールデンカムイ】尾形が花沢中将の息子であることは、どこから漏れたのか

今回話数や巻数は関係なく、ふと疑問に思ったことを書き殴る回。 そもそも、勇作が尾形を認識していることがおかしくないか? だってふつう(この時代のふつうがまずわからんけど)自分の息子に「俺には芸者に生まれた子供がいる」なんて話すか? この時代、妾…