2020-01-01から1年間の記事一覧
ゴールデンウィーク期間中にヤンジャンアプリで無料公開されていた話数までは感想を書いているので、その話数が収録されている23巻について今更なにを思うことがあるのかと。 mozu203.hatenadiary.jp mozu203.hatenadiary.jp mozu203.hatenadiary.jp いやあ…
先日初めて、映画館でナウシカを観てきた。 その流れで家にあったナウシカ単行本を読み返したのだが、途中まで、アシリパはナウシカのアンチテーゼなのではないか?と思った。 なぜ「途中まで」かと言うと、ゴールデンカムイがまだ結末を迎えていないからだ…
東日本縦断の旅を経て、一昨日ようやく我が家にたどり着いた新刊。 22巻に収録されている分は、毎週ヤンジャンアプリで読み、都度ブログに感想を書き殴っていた話数なので、敢えて感想を書く必要もないかなと思った。が、やはり改めて単行本で一気に読むとま…
YouTubeで無料配信され始め、15年の時間を跨ぎ更に今、注目を集めている「蒼穹のファフナー」 Netflixの奴隷である私は、Netflixの人工知能に勧められるままに視聴し始めた。そもそもなぜ今までこれを観ずに過ごせてきたのか。それくらい、私の好みにフィッ…
GW期間中の無料公開分(234話)までの内容で尾形を語る。 前回の尾形深掘り回でも書いたが、尾形は半年もの間、土方チームを離れ単独で行動していたが、しっかり土方チームのアジトに帰還した。 そしてそのことを誰も不思議には思わないのだ。 その謎というか…
昨日までナディアを見ていて気づいた。 男性と女性が主人公の作品だと、だいたいその二人は恋愛関係になる。 ナディアもそうだし、有名どころで言えばラピュタにもその気配はある。 ダーリンインザフランキスや鋼鉄城のカバネリなど、私が今パッと思いつくだ…
無料公開期間が過ぎてしまったので、何話だったかは確認できないが、尾形が土方チームに戻ってきた回。 たしかに門倉だか夏太郎だかキラウシだかは「野良尾形が戻ってきた」と言った。 戻ってきたのだ。 野良だと揶揄されるも、戻ってきた。 つまり尾形は己…
鶴見が戦争で目の当たりにした「発砲する振りをする兵士たち」 あたりまえよね。 たとえいくら訓練を積んだって、訓練で人を殺すことはないもの。それがいかに敵国の兵士であっても、相手は人間。罪に問われなくても彼らの中で「人を殺した」という事実には…
ヤンジャン、GW無料公開ということで、本誌連載閲読から単行本へ切り替わった後から公開されているまでの14話を一気に読んだ。 一気に読んだので、感想の濁流で脳みそが氾濫しそうなので、そのままここにアウトプットすると、今度は私の処理能力が追いつか…
尾形がアシリパに向けて口にした「自分の中に殺す道理さえあれば罪悪感なんぞに苦しまない」 たしかに私もそうだと思う。 たとえば殺人を犯す際、様々な理由があると思うが、もう殺したいほど憎い相手を殺した場合、罪悪感を抱くのだろうか。 「殺したいほど…
プロパガンダと聞くと、だいたいの人が悪いイメージを持っていると思う。 他人を説き伏せて洗脳する。という意味では、恐れるに値する手法なのだが、そもそもプロパガンダは私たちが生活する上でも必要なものなのだ。 いつものように「専門用語、ざっくり解…
新平と聞いて「誰だっけ?」と思った人のために説明しておく。 単行本6巻、茨戸編に登場する、にしん番屋と賭場を仕切る日泥一家の息子である。 意気地がなく額に三日月の傷痕のある、あの男。尾形に 「親殺しってのは…巣立ちのための通過儀礼だぜ」 と諭さ…
同じ父親を持ちながら、人生が大きく違えてしまった尾形と勇作。 尾形は勇作が屈託なく、他の隊員の目を気にすることなく「兄様」と呼び親しみを覚えていたことを、疎ましく思っていたかもしれない。 いや、疎ましいという感情よりは、尾形が幸次郎に語った…
今回話数や巻数は関係なく、ふと疑問に思ったことを書き殴る回。 そもそも、勇作が尾形を認識していることがおかしくないか? だってふつう(この時代のふつうがまずわからんけど)自分の息子に「俺には芸者に生まれた子供がいる」なんて話すか? この時代、妾…
久しぶりの感想ブログ。 本誌を毎週読むことをやめてから約四ヶ月。 しかし21巻はまだ私が本誌を読んでいた頃の話数しか収録されていないため、感想が重複しているかもしれない。まあおさらいというか、備忘録的な感じで、201話から211話まで改めて感じたこ…
今回、弘前学院大学で行われたシンポジウムで、なんと「漫画史におけるゴールデンカムイ」というタイトルの講演も行われると聞き、足を運んだ。 現在、アイヌ語は絶滅危惧にあるというお話から始まった。 アイヌ文化は文字を持たず、その文化は口伝継承でし…