どぶろく

ゴールデンカムイの感想や個人的に気になったことをまとめています。

【ゴールデンカムイ感想回】道理は正義の裏付け【22巻】

東日本縦断の旅を経て、一昨日ようやく我が家にたどり着いた新刊。 22巻に収録されている分は、毎週ヤンジャンアプリで読み、都度ブログに感想を書き殴っていた話数なので、敢えて感想を書く必要もないかなと思った。が、やはり改めて単行本で一気に読むとま…

【尾形深掘り回】蒼穹のファフナーから尾形の祝福を考える。

YouTubeで無料配信され始め、15年の時間を跨ぎ更に今、注目を集めている「蒼穹のファフナー」 Netflixの奴隷である私は、Netflixの人工知能に勧められるままに視聴し始めた。そもそもなぜ今までこれを観ずに過ごせてきたのか。それくらい、私の好みにフィッ…

【尾形深掘り回】山猫は家に帰る

GW期間中の無料公開分(234話)までの内容で尾形を語る。 前回の尾形深掘り回でも書いたが、尾形は半年もの間、土方チームを離れ単独で行動していたが、しっかり土方チームのアジトに帰還した。 そしてそのことを誰も不思議には思わないのだ。 その謎というか…

【ゴールデンカムイ妄想回】アシリパは男ではだめだったのか

昨日までナディアを見ていて気づいた。 男性と女性が主人公の作品だと、だいたいその二人は恋愛関係になる。 ナディアもそうだし、有名どころで言えばラピュタにもその気配はある。 ダーリンインザフランキスや鋼鉄城のカバネリなど、私が今パッと思いつくだ…

【ゴールデンカムイ妄想・感想回】尾形の正体【222話〜234話】

無料公開期間が過ぎてしまったので、何話だったかは確認できないが、尾形が土方チームに戻ってきた回。 たしかに門倉だか夏太郎だかキラウシだかは「野良尾形が戻ってきた」と言った。 戻ってきたのだ。 野良だと揶揄されるも、戻ってきた。 つまり尾形は己…

【ゴールデンカムイ感想回】鶴見と愛戦士とオキシトシンの関係【222話~234話 鶴見・宇佐美編】

鶴見が戦争で目の当たりにした「発砲する振りをする兵士たち」 あたりまえよね。 たとえいくら訓練を積んだって、訓練で人を殺すことはないもの。それがいかに敵国の兵士であっても、相手は人間。罪に問われなくても彼らの中で「人を殺した」という事実には…

【ゴールデンカムイ感想回】強く美しい人【222話~234話 家永・インカラマッ編】

ヤンジャン、GW無料公開ということで、本誌連載閲読から単行本へ切り替わった後から公開されているまでの14話を一気に読んだ。 一気に読んだので、感想の濁流で脳みそが氾濫しそうなので、そのままここにアウトプットすると、今度は私の処理能力が追いつか…

【尾形深掘り回】罪悪感の正体

尾形がアシリパに向けて口にした「自分の中に殺す道理さえあれば罪悪感なんぞに苦しまない」 たしかに私もそうだと思う。 たとえば殺人を犯す際、様々な理由があると思うが、もう殺したいほど憎い相手を殺した場合、罪悪感を抱くのだろうか。 「殺したいほど…

【ゴールデンカムイ妄想回】勇作とプロパガンダ

プロパガンダと聞くと、だいたいの人が悪いイメージを持っていると思う。 他人を説き伏せて洗脳する。という意味では、恐れるに値する手法なのだが、そもそもプロパガンダは私たちが生活する上でも必要なものなのだ。 いつものように「専門用語、ざっくり解…

【尾形 深掘り回】尾形と新平とオイディプス王

新平と聞いて「誰だっけ?」と思った人のために説明しておく。 単行本6巻、茨戸編に登場する、にしん番屋と賭場を仕切る日泥一家の息子である。 意気地がなく額に三日月の傷痕のある、あの男。尾形に 「親殺しってのは…巣立ちのための通過儀礼だぜ」 と諭さ…

【尾形 深掘り回】尾形にとって勇作とはなんなのか

同じ父親を持ちながら、人生が大きく違えてしまった尾形と勇作。 尾形は勇作が屈託なく、他の隊員の目を気にすることなく「兄様」と呼び親しみを覚えていたことを、疎ましく思っていたかもしれない。 いや、疎ましいという感情よりは、尾形が幸次郎に語った…

【ゴールデンカムイ】尾形が花沢中将の息子であることは、どこから漏れたのか

今回話数や巻数は関係なく、ふと疑問に思ったことを書き殴る回。 そもそも、勇作が尾形を認識していることがおかしくないか? だってふつう(この時代のふつうがまずわからんけど)自分の息子に「俺には芸者に生まれた子供がいる」なんて話すか? この時代、妾…

【ゴールデンカムイ】21巻「文化の意味と道しるべ」

久しぶりの感想ブログ。 本誌を毎週読むことをやめてから約四ヶ月。 しかし21巻はまだ私が本誌を読んでいた頃の話数しか収録されていないため、感想が重複しているかもしれない。まあおさらいというか、備忘録的な感じで、201話から211話まで改めて感じたこ…

ゴールデンカムイ[特別編]アイヌ語アイヌ文化と東北・東北方言のシンポジウムへ行ってきた

今回、弘前学院大学で行われたシンポジウムで、なんと「漫画史におけるゴールデンカムイ」というタイトルの講演も行われると聞き、足を運んだ。 現在、アイヌ語は絶滅危惧にあるというお話から始まった。 アイヌ文化は文字を持たず、その文化は口伝継承でし…

ゴールデンカムイ 139話~148話「網走以降からを振り返る」(前編)

前回おしらせした通り、毎週更新はやめ、とりあえず樺太編からの振り返りをしていく。 単行本巻数でいうと14巻139話~15巻148話まで。いやほんとうは16巻まで書けるかなと思ってたんだけど、148話ですでに文字数が3000字を超えたのでここまでにしとこうかと…

お知らせ

1年間、ヤングジャンプに連載があった日は欠かさず続けてきたゴールデンカムイ感想ブログですが、不定期更新にします。先々週、いやもっとかもしれませんが、休載を知るとほっとしたり、毎朝仕事前にアプリで読むことが辛くなってきていることに気づきました…

ゴールデンカムイ221話「理想」

今回の一連の平太師匠は、単なるホラーではなく脳科学から見るととてもおもしろい。 いや、脳科学全然くわしくはないんだけど。ちょっとあちこちから断片的に拝借した知識を持って推測する。私的、道東のヒグマ男。松田平太、彼の独白とこれまでの行動でしか…

ゴールデンカムイ220話「彼らは存在しない」

え、ノリ子あんなブスだったの? 返してよ、俺のノリ子を。先週の万策尽きた私の予想がぼんやり当たってしまって驚いている。 平太は複数人説。 しかし、家族やノリ子までもが平太の幻覚が生み出した人物だったとまでは予測できなかった。 今までにない心理…

ゴールデンカムイ219話「誰も彼を知らない」

まず一旦話を整理しようじゃないか。まず平太師匠(今週から師匠にランクアップ)、最初は砂金掘り師の彼だけが羆の存在に怯えていた。 その羆が人を食ったウェンカムイだとも知っている。 彼の証言によれば、そのウェンカムイは、何年も雨竜川付近をうろつい…

ゴールデンカムイ218話「父さん、仕事辞めて砂金掘り師になろうと思うんだ」

こうしちゃいられねぇ! 雨竜川に「ハク」とやらを掘りに行くぞ! ハク?知ってるぞ!饒速水小白主だろ!千と千尋で習った! というね、夢とロマン溢れる回。 もう金塊なんて目じゃない。砂白金(おそらくステンレスかと)に取り憑かれる杉元と白石。 余談だが…

217話「突撃!となりのサイコパス」

灼眼のスナイパーてそれ…厨二病のアイデンティティを敢えて活字にされた今の気分はどうよ尾形? 「どうやら、俺を本気にさせたようだな」 尾形はおもむろに右目に巻かれた包帯をほどいていった。するすると、尾形の手から汚れた細い布切れが落ちていく。 「…

216話「虎穴に入らずんば虎子を得ず」

えーっと…今日はどこから書けばいいのかな。 この漫画さ、熊の肛門に刺しすぎじゃない?3回目よ? 日本刀、ちんぽ、銃。なんかこうやって並べるとちんぽが一番まともに見えるの不思議だな。 だって、よくエロ漫画で見る挿入断面図を熊と銃でやってるって、お…

215話「アイヌのジャンヌダルク」

クリオネって、シラウオみたいに踊り食いできるのかと一瞬思ったが、やっぱり名前のない生き物だったか。じゃあクリオネの生まれてきた意味とはいったい…?(観賞用です)尾形はファッションセンスがないから、軍服しか着ようとしないんだ。 馬といい、服とい…

214話「流氷の海に、勝利を刻め!」

先週のブログでボロ船なんて言ったことを訂正します。 雷ちゃんじゃないの。 てっきり正面からの画でボロ船にしか見えなかった。ボロ船どころか駆逐艦じゃねーの! 民間の連絡船に大砲を撃って大丈夫なのか。当時の軍法がどこまで通じるのか知らんが。現代で…

213話「リパえもん、すぎもととズルムケおでこ団」

〜ちゃっちゃらちゃっちゃ♪(スネ夫のアレ) あんな貧乏なスネ夫は、スネ夫が貧乏な生活をしてみたいとドラえもんに頼んだ回でしか見たことない。 だいたい白石、それおまえの馬じゃない。谷垣の走り方が、マラソン大会でビリケツだけどみんなに拍手でゴールテ…

212話「送り狼」

表紙が、飲み会のあとに酔いつぶれた女の子に向ける顔とセリフや!と思ってしまいましたこんばんは。 私は酔いつぶれるとタクシーにぶち込まれて終わりです。帰巣本能がしっかりしてるのか、どんなに酩酊状態であろうとも、絶対に家に帰るよねと褒められたこ…

211話「正論ビンタ」

冒頭で言うのもアレだが、白石、もうおまえそれ、血じゃね?飲みすぎて胃が荒れてんじゃないの?屁こいてる場合じゃない。白石が杉元にド正論ビンタをかましてくれて朝からすっきりしましたおはようございます。「金を渡す未亡人はどうした!」 今年一番の「…

210話「救われなかったあなた達へ」

鯉登の「奥義、膝折地べた反転」とアヘ顔が、もう岡田あーみんの世界観だったのは、私がここであえて書くまでもなく皆さんお気づきだったと思いますおはようございます。いつものゴールデンカムイ感想ブログです。今週も一話で情報過多な上に、漢字が多くて…

209話「巣勃ちの日」

おいげんじろ!! 子供の顔に変な汁をかけるんじゃない!! …どうも朝からすいません。 でかい男は涙の粒まででかいんですね(隠語って書いたほうがいいかしら)なんでチカパシと谷垣の感動の別れのシーンを茶化すんだよって、サトルがすでに茶化してるからじ…

208話「茨のごとく」

すごいな…。私たちはとんでもない化かしあいを見させられている。菊田はきっと、エド・ガインという外人だと思い込んでる顔だな、あれは。そういえば江渡貝くぅんの偽刺青人皮はどうなったんだと思ってたけど、ようやくここで登場です。満を持しての登場。よ…