どぶろく

ゴールデンカムイの感想や個人的に気になったことをまとめています。

186話「尾形、おまえ何がしたいんや」

新年あけましておめでとうございます。

という挨拶もそこそこに、巻きで今週の尾形を深掘りしていく。なぜなら私は今日引越しなのだ。無論、これを書いている余裕などない。ないのだが…。

 

相当、尾形あせってんねこれ。あせってるよ!焦ってる!もうなりふり構っていられない尾形を見るのは初めてではなかろうか。

母親、父親、異母弟を殺した時ですら、あんなに冷静でいられた尾形がよ?金塊の鍵を思い出したリパさま。すぐそこまで追ってくる杉元。そろそろ頃合になったキロランケ。この三人に対して、ソロで立ち向かわなければならない。

言ってみれば、やっぱり尾形はここまで単独で行動していたということになる。

誰よりも先に、金塊の鍵を知る必要がある。

Why、なぜに。

と、ここでまた振り出しに戻る尾形の目的。もうこのブログタイトルにも限界だ。

だってわかんねーもん。本気で尾形が何をしたいのか、オラ、わかんねぇ〜。

 

しかしここに来て、金塊にまつわる二代恐慌とされた、鶴見中尉と土方に、新たな勢力「尾形」が加わったことは、はっきりとわかる。

最初こそ、尾形は中央のスパイ説や、土方の手足だと推測していたが、ここまでくるとそれも違うような気がする。

なぜなら尾形が尋常じゃなく焦っているからだ。

他人に示唆された目的のためなら、ここまで焦るだろうか。

そりゃ任務が失敗すれば、それ相応の仕打ちが待っているわけだから、任務遂行に全力は尽くすだろう。

だが、他人の目的のために、ここまで取り乱すのだろうか。あの尾形が。

勇作さん懐柔に失敗した時ですら、焦らず、あっさりと次の機会にかけようと手放した、あの尾形が。

 

つまり尾形には時間が迫っている。

ここで聞き出さなければもう二度と機会はないという、タイムリミットが。

 

まあここまで考えたところで、私の矮小な頭では、尾形の目的なんぞわかるわけもなく。野田カムイの手のひらの上で、堂々巡りをするほかないのであった。

 

ていうか尾形、狙撃ってワードを出したら真っ先におまえしかおらんだろ。

ここでまたボロを出してしまうのか。

リパさまから金塊の鍵を聞きだすには、信用が第一なのに、焦ってコミュ障がベラベラと喋ると余計なことまで口走ってしまうアレじゃねぇか。わかるぞ。私もその口だ。

でもあの状況の尾形は、とにかく自分を信用させるために、リパさまに他人の信用を失くしてもらう必要があると考えたわけだ。

それ、他人の悪口を吹き込んで自分と徒党を組んでくれっていう、クラスに一人はいそうな女子のやることやで、尾形。

手っ取り早い方法ではあるが、リパさんはクラスに一人はいる「そんな悪口を吹き込むおまえこそ信用できん」って突っぱねる、いじめっ子にも屈しない女子やで。

もーあかん。尾形、おまえが口下手なせいで見てられん。これは共感性羞恥というやつだろうか。

ただ、私は尾リパが地雷であり、成人男性と少女という組合せは、LEON以外認めん人間なので、尾形が容赦なくリパさまの手首をむんずと掴んで引っ張っていくところにトゥンク♡したのだ。

尾形よ、常に非道であれ。

というか、目的のためなら、女子供、平等に扱うという考えが機能的で好きなんだ。私は。

 

そして、いよいよ時間がやばいので尾形以外の感想を一言いって終わる。

 

げんずろ!おまえは秋田のヒーローだ!

金足農業か谷垣かってくらい、もう凱旋パレードやろうやろう!