どぶろく

主に毎週本誌更新後に尾形の行動心理を考える。あとアニメの感想。基本的に話が長くなりそうなものはこっちに書いてます。

182話「尾形、おまえ何がしたいんや」

諸々の感想をぶっ飛ばして本題に入る。

 

キロランケが尾形にあまり関わる描写もなく、なのに絶対的な信頼感があるように見えていた。でもこれもしかして、実は逆なんじゃないか。

キロランケは尾形に逆らえないのではないだろうか。

ここから私の勝手な解釈劇場。

 

尾形はキロランケの監視役なのではないか。

リパさんを守るための。

キロランケがリパさんに嘘の情報や、不利になるようなウイルクの話をしないよう、見張っているのではないか。

だとしたら、対ヴァシリの時の「やつらから直接聞き出せばいい」(だったか)の辻褄が合う。

あれは尾形がロシア語ができるという付箋だったのかもしれない。(実際は頬ぶち抜いて聞き出す気ねぇじゃん、だったが。もしかしたらあのあと手負いのヴァシリを手土産にイリヤ達の元へ向かって聞き出したのかもしれないね)

 

ソフィアが話すウイルクの話に、ロシア語表記がないことに疑問を抱いただけなんだが(コマ割りと吹き出しの数を考えての演出かもしれないが)、キロランケの和訳が正しいかどうかを監査しているのではないか。

そんな気がした。

だってあのコケモモのくだりの尾形の、勇作さんスタイルの顔面なんなんだ。

キロランケの和訳に聞き耳をたてているのでは?

 

だとしたら、尾形は誰の差し金で動いているのか。

土方ではなかろうか。

土方が網走監獄からキロランケの見張り役として糸を引いていた。

そうなると、茨戸で土方の目の前に現れたのも必然だったのか。そこは誰かの意図があってのものだったのか。それとも偶然訪れた茨戸でのいざこざを耳にし、土方から先手を奪い、用心棒になることを持ちかけたのか。

それこそ脱走の時点からそこに行き着くためではと思われる。

金塊に興味がなさそうな尾形が、刺青人皮の情報を追う理由がわからない。

全ては土方の手先となることが目的だとしたら。土方の目的は、北海道独立。その目的が一致しているのは今のところウイルクだけだ、

こうなると尾形が誰の差し金で動いているのかが、ますますわからなくなる。

独断で行動している線が私の中には今のところない。

尾形の中に、独断でこの役目を担う理由が少なすぎるからだ。今の段階では。

 

【追記】

ここで思い出したのが『行こアシ』の尾形の少女漫画エフェクトだ。

あの尾形に光が当てられてキラキラしている。嘘だろ、どうしたサトル!?

あの尾形については色々と解釈が飛び交ったが、182話を読んだ後だと、尾形がリパさんを、嘘の情報やキロランケの思惑から守り、父親の真実にまで導く役目を担っているのでは?と考えた。

これは私個人の願望がかなり含まれているのだが、尾形個人がリパさんに対して欠けた愛情の何かを重ねての行動とは思いたくない。(私は尾リパ否定派なので、尾リパの民はここで引き返してくれ)

となると、今後キロランケが、ウイルク

がリパさんに金塊と共に託そうとした未来と別の行動をとろうとした時、尾形とかち合うのではと予測する。

網走監獄で杉元を撃ったのも、キロランケの指示ではない。尾形の独断か他の誰かからの指示なのかはわからないが。少なくともキロランケサイドからすれば、杉元を消す必要はなかった。

杉元を消す必要があった尾形サイドは、杉元にどんな不都合を抱いていたのか。

あれがウイルクが杉元に何かを話したことで発生したものなら、ウイルクの理念に繋がるものを消す必要があったことになる。

 

とすると、もしかしたら尾形はウイルク側の人間、つまりは土方サイドではないのか?

考えれば考えるほど、尾形の心理から遠ざかっていくように思えてきた。

 

ということで、あとは来週以降に期待しよう。

というか白石の発言が一番まともに聞こえるのは、現代の私たちから見た意見を代弁しているからなのか。あの場で一番冷静なジャッジを下せるのは、白石かもしれない。